今の私は、きっとすぐ食べる子… - 心理実験マシュマロテスト
誘惑に勝ちたいと思うなら、その誘惑から離れること……未練はポィポィ!
誘惑に負けました
帰り道に、美味しそうな焼鳥の香りに心奪われ、頭の中が焼鳥一色になりました。
そして帰宅後、ごはんの時間でもないのに美味しくいただきました。幸せです。
体中が攣るから…という理由を盾に。予定量以上の美味しいナッツを美味しくいただきまいした。幸せです。
暑いと体にも心にも良くない('A`)と言い訳しながら、美味しいアイスも食べました。幸せです。
……………
(°Д°)あかん!!!
もっと他の方法で幸せになってください!ほんと
今日はそんな激甘な自分を育て直す為の戒めの記事です。
子どもは正直『マシュマロテスト』
スタンフォード大学の心理学者、ウォールター・ミシェルさんが行った、とても有名な心理実験があります。その名も「マシュマロテスト」
実験目的は「子どもの忍耐力・自制心・将来適正化の関連性を調査」するためのもの。
4歳の子どもをひとりずつ部屋に入れて、とっても美味しそうなマシュマロをひとつ置いてからこう言います
「マシュマロは好きな時に食べても良いけど、もし私が帰ってくるまで我慢出来たらもう一個マシュマロをあげるよ(・∀・)」
…悪魔の実験ですw…きっと耐えられない。
4歳の子に対するマシュマロテストの結果は…
子どもの数だけ答えがありました。(ちなみに186人の4歳児に対して実験を行ったそうです)
いなくなった途端に口に放り込んだ子もいれば、一生懸命最後まで耐えたのに直前で我慢出来ずに口に入れてしまった子。食べてないけど舐めてしまった子…もちろん最後まで我慢出来た子もいました。
完全に余談ですが、この子たちを数十年間追跡調査をしたところはっきりとした傾向の差が表れていました。
誘惑に我慢出来ず食べてしまった子は、明らかに問題を起こす率が高かったそうです。
我慢してご褒美をもらえた子どもは、食べてしまった子に比べて、全米共通の大学進学適性試験の成績が高く、友達や教師・恋人との関係も良好で、給料の高い職につきました。さらに、肥満度までも明らかに低かったのです。
誘惑や衝動から自分をコントロールできるようになっていれば、その後の人生に役立つということですね。
うそやん(ノ∀`)と思いますが、本当の話。
…マシュマロ恐るべし。
(ただ、もちろん何歳からでも十分鍛えられるのでご安心を)
で。ここからが本題。マシュマロを我慢出来た子はどうやって我慢していたのでしょう。
ここまでは長い長い前振りです。本題はここから…
食べてしまった子と我慢出来た子の違いは明らかだったといいます。
食べてしまった子は、マシュマロから目を離すことが出来なかった子。
対して、最後まで我慢出来た子はマシュマロを見ないようにしていた子。
背中を向けたり、おさげを触ったり、別なことを始めたり。ハンカチをかけてマシュマロを隠す子までいました。
なんて偉いの。4歳なのに…
誘惑に打ち勝つための答えはシンプルです
『誘惑に勝ちたいと思うなら、そのものから離れること』
見ない、触れない、そこに存在させない。
他のことで気を紛らわせる。
マシュマロを我慢出来た4歳の子どもが教えてくれた方法です。
コンビニには行かない。家におやつを置かない。そもそもお財布を持って出かけない。
意志力の強い人の口癖は「自分は意志が弱いから…」だそうです。
意志が弱いから○○には行かない。意志が弱いからあえて××してる。
…なんかほんとごめんなさい('A`)
そして小さく決意
- 「ごはん」をちゃんと食べる
- 間食はほどほどに
- そこにあるという理由だけで、食べたくない物まで無理に詰め込まない
- 食べるなら量を考えましょう
- 物を食べる時間を考えましょう
- …そもそも余計な物を買わないような工夫をしましょう。
ほんと…マジで…(´・ω・`)
カティさん…どうか不必要な間食以外で幸せになる方法をたくさん見つけてください。
大きくゆっくり遠くを見ましょう。