活字と猫と、財布の穴と。

一周して元に戻る

完全独学は、時々不意に「迷い」に襲われることがあります。

六法一つ、テキスト一つ。選択すべき場面に、思っていたより多く遭遇しました。

幸か不幸か悩み通してしまう性格ではないので(開き直り癖も健在)、悪化せずに救われていますが…

そんな私ですらやっぱり定期的に悩んでいます。

 

1年勉強をしてみて一周して辿り着いた答えが「自分は自分」という、むしろそれを根幹に今まで歩いてきただろ?と気が抜けるほど馴染んだ答えでした。

ただそれがある意味で悩みのもとだったことも事実… 

というのも、この一年でことごとくアンテナにひっかかるものはマイナー。

出す答えは大道から外れた答えばかりというものでした。

本一冊買うにしても、本屋でアンテナにひっかかる子は、Amazonのレビューもほとんどなく、本屋でも片隅に追いやられてン年経っているようなものばかり。

きっと遠回りもたくさんしました。

 

でも、こうして振り返って考えてみると、階段の段数を一段ずつ上っているのと同じでその一段がなければ次の一段へも辿り着けませんでした。だから、遠回りしたことも結局は良かったと自信を持って言えます。

…あれ。じゃぁ何を迷っていたんだ?(迷った事も失敗した事も大事だったじゃん

 

まぁ、日常生活でも流行の外にいることばかりなので慣れたものなのですが。

やはり時には賑わっている、人の多い大道も気になってしまう訳です。ちっちぇーです。自分。

 

自分は自分。人の良いものが合うとは限らないし、

人に合わないものは自分にも悪いとも言い切れない。

だから、来年度は「もっと」惑わされず進んでいこうと思います。

(右も左もわからなかった1年目よりは選択基準は見えてきました

 

まぁ、完全独学で突き進んでいる時点で大道からは外れている訳で 

そう考えると大多数の声を参考程度に、自分のアンテナを信じてもいいのかな。

 

勉強して、考えて出した答えが、一周して元に戻るとか…面白いですね。

最初の感覚ってあなどれないのかもしれませんね。

時々の初心忘れるべからず。積み重ねた時間も経験も宝です。