活字と猫と、財布の穴と。

歴史ブーム

学生の頃は歴史は嫌いだった。

あまり面白く感じなかったし、教科書ひとつ暗記しなきゃいけない空気も嫌だったし、そもそも数行で歴史を語られても実感もなかったし、人間味もなかったし、そもそもドラマとして見れなかった。

だから歴史に興味をもち始めてからそんなに日は経ってない。

歴史…小説、でもドラマでも、NHK大河ドラマでも何でも良いけれども、血の通った人間が、人間臭く生きてきた「歴史」と見れるようになってから面白くなった。もちろんまだまだ全然知らないことの方が多いけどね。

TVドラマを面白く見ている人ならきっと歴史って好きになれるような気がする。

ちょんまげも、十二単も、今となってはシンデレラのドレスより珍しいし、慣れるまで言葉は難しく感じるかもしれないけど、慣れてしまえばとても美しく聞こえる。何より、一人一人が筋が通ってるのが気持ちいい。

ただ、普通の映画やドラマと違うところは、主人公が登場した瞬間…もっと言えば産まれた瞬間に「あぁ…(悲)」という気持ちになる事。

そこに行ったら死んでしまう…とか、先が分かっていることが違う事かな。でもそれも面白い。

 

なんとなく昔の色々にどっぷり浸かっている最近。私も名は残せなくても良いからせめて自分の足で立てるようになりたいと思う。そんな変な雑記。思いついたので。