本:イン・ザ・プール
一気に読み終わりました。
DVD(映画)は私的には不発。途中までしか見れませんでしたが
阿部寛さんが伊良部先生を演じていたTVスペシャルはとても面白く観ました
その流れでついに原作に手を出しています。
まずは一巻目
いやぁ。伊良部先生ってホント不思議です。
多分目の前に居たら私も(外見)苦手な部類のお方。
でも憎めない。むしろ好感?好きになってしまう魅力があります。
何より、本来の精神医療ってこんな感じなんだよなぁと痛感しますです。
最近は話そこそこに、初診から強い薬を出しまくって、失恋でも疲れでも五月病でも「鬱」のように診断がついてしまいますから。
いつのまにか本当に病気じゃない人まで病気扱い、薬漬け。
・・・そうじゃないだろ。と思います。
薬は必要な時に必要な量を用いる事には賛成ですが
大多数が根本的に効く薬じゃなく対処療法なので。。。早くそれに気付いた人の勝ちのような気がします。
いくつかの短い章があり一話完結ものなので、さっくり読めます
次は『空中ブランコ』!